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お盆とは？

釈迦の弟子が餓鬼道に堕ちて苦しんでいる亡き母を救おうと、釈迦の教えに基き救済のためのお布施を多くの人に営み、功徳をもって無事成仏させたという「仏説盂蘭盆経（うらぼんきょう）」からきています。

お盆の時期に生前過ごした家に帰ってくるとされる先祖の霊や亡き近親者の霊を迎えて供養をする行事です。「迎え火」を焚いて先祖を出迎え、精霊棚を設けて供養をし、浄土への道しるべとなる「送り火」を焚いて送り出すという習わしになっています。

お彼岸（ひがん）とは？

お彼岸とは波羅密多の「到彼岸」からきた言葉で、私たちが煩悩や迷いに満ちたこの世から、煩悩を脱した悟りの境地のあの世（彼岸）へ渡るために、教えを守り行いを慎む期間とされています。
春分と秋分のこの日は太陽が真東から昇り、真西に沈むので、西方に沈む太陽を礼拝し、遙か彼方の極楽浄土を思い、生を終えた後浄土に生まれ変われることを願いながら、祖先の霊を敬いお墓参りをしてお供え物を仏壇にも供えます。

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