墓地・墓石・価格などのご相談は愛媛県松山市の「お墓の斎院」へお気軽にお問い合わせください。

お墓の引っ越し

「田舎が遠くお墓参りができないので、実家のお墓を今住んでいる所の近くに持っていきたいのですが？ 」

お墓の引っ越しとは一旦埋葬したお墓を他の墓地に移すことで、「改葬」と言います。墓埋法の規定通りに事を進めます。

流れとして、菩提寺への挨拶、役所への許可申請と遺骨の問題、墓石を移転したほうが良いかどうか(古い墓石を処置して、新しいものを作るかどうか）の三つを処理しなければなりません。

古いお墓の場合、遺骨が土に戻っている場合が多いので、そこの土を取ってきて新しいお墓に入れることになります。引っ越しする前のお墓が民営墓地や公営墓地ならいいのですが、お寺の場合は慎重な配慮が必要となります。

お寺にとって、お墓の引っ越しは檀家を失うことを意味するので、引っ越しを嫌がる場合もあるようです。今までお世話になったというお礼もして丁寧に物事を進めなければなりません。何か分からないことがありましたら、気軽にお墓の斎院にご相談ください。

一般的な改葬の手続き

1. 申請書の各項目に、注意書きの要領で記入します。
2. 現在埋骨してある墓地の管理者（寺院墓地の場合はそのお寺の僧侶、霊園や共同墓地の場合はその管理責任者）の承諾を受け、署名と捺印をもらいます。
3. 現在埋骨してある墓地を所轄している市区町村の役所に、申請書を提出して、改葬許可証の交付を受けます。

申請、交付の際に注意しなければいけないのは、①役所で交付を受けた改葬許可証が証明書とか写しでないかを確認してください。必ず許可証でないと改葬先で受 け付けられません。
②改葬許可証はどこの役所にも備え付けられているはずですが、申請書をそのまま許可証にかえて捺印される場合があります。
その時は、必要事項が記入されているかどうかを確めて下さい。